新型コロナウイルスに翻弄され続ける世界。
一刻も早い収束を願うばかりの日々。
治療方法が確定していない上、
感染しても無症状の人がいるという厄介さ。
自分が感染者かもしれない。
隣の人がそうかもしれない。
そんな恐怖も付きまとい。
長期戦に向けた心の強さが必要となりそう。
私たちに今できる予防のひとつがマスク。
はなっから買うことはあきらめているけど、
使い捨てのストックもわずか。
さりとてなしというわけにもいかない。
手作りすればいいとわかっていても
裁縫が苦手な私には意外に難しく。
材料を買いに出るのも本末転倒。
と、ぐすぐすしていたところ目に入ったのが
使う当てのないたくさんのハンカチ。
これならどうにかなるかも?と、試行錯誤したリポート。
<使った布>1辺が34cm(45㎝程度まで大丈夫)の厚めの綿のハンカチ
まず、面倒でもアイロンを準備し、ざっとハンカチのしわをとり、正方形に整えましょう。
*以下、サイズの目安を記していますが、
使い捨てマスクをのせて一回り大きめに折ればちょうどいいサイズになります。
① 表を下にして左おき、右を折り、横の長さを21~22㎝程度にする。
② 次に上下を折り、幅12cm程度にし、アイロンでしっかりなじませる。
★ようは、長方形に折るだけです。
③ 両端を好みの色の糸で粗くてよいのでザクザク縫う。
*私は縫うのが下手なので、あえて目立つ色の糸を選びました。だからどうってことはありませんが(笑)。
*マスクに強度は必要ないので、縫い目は粗くて大丈夫!使い終わった際、ほどいて平布に戻すのも簡単です。
合わせた布の端を下にもってきます。表裏はどちらにしてもお好みで。
★形の維持に縫うだけなのでアイロン接着芯が手元にあればもっと簡単ですね。
④ 平ゴムかひもを用意し、使い捨てマスクを当てて長さの検討をつけ、2本切ります。
*ルームウエアについていた飾り紐を外したものが保存してあったのでそれを使いました。
⑤ 裏の上下にひもの端を縫い付けますが、顔にフィットさせたいので、まず片側だけを縫い留めて実際に顔に当てて様子を見ます。
⑥ 顔に当てて頬やあごのあたりが自分にとって心地よくフィットするように折り、重なっている部分に針を3回ほど通して止めます。
⑦ ひものもう一方の端を耳にかけてちょうどよい長さに調節して縫い留めます。ゴムの場合、伸ばさない状態でピッタリにします。
使い捨てマスクと並べてみるとこんな感じ。
顔に当てながらサイズ調整をしたので
しっくりフィットするし、
綿の肌触りもよく、つけ心地は上等。
ハンカチの厚みによりますが、
保湿性が高く、呼気がこもりやすく、
また、口も触れますので、
実際に着ける際は
不織布のペーパータオルを挟み、
時々替えながら使うことをお勧めします。
その2では、ひだをつけた作り方(ほぼ同じですが)をご紹介しています。