本日は、料理の話はひと休み。
予定していた今月の撮影が
一昨日でようやく終わった。
普段頼りにしているマーケットは
混雑が半端なく、
撮影用の買い出しが憂鬱だった。
もちろん、流通に滞りはない。
そう。
日々の生活のためなら
何の問題もない。
でも。数か月先の掲載のための
撮影用の食材を選べるほど、
通常通りとは言えず。
混雑を避けつつ、店をはしごし。
どうにか揃えた、というのが本音。
仕事そのものは楽しいのに、
緊急事態宣言の中での
買い出しストレスが強かったようで。
全てを終えた昨日は腑抜け(笑)
庭を見る余裕もなかった今月。
ようやく草抜きをし、ハーブやら伸び放題のニラを刈り取り。
でまあ、もちろん餃子。
豚ひき肉300gに韮250gを刻んで加える。
醤油大さじ1/2、塩小さじ1/2 コショウ少々
ごま油小さじ1 片栗粉大さじ1/2
を加えて練り混ぜる。
大判の餃子の皮40枚分。
一度では焼けないので、
フライパンで2回に分けてぱりっと。
いつも通り、ひき肉と韮だけの餃子。
韮は陽起草の名を持つ、
陽の気、要するに気力をくれる野菜。
そのおかげかどうか。
今朝はランニングする元気も戻った。
さあ、手付かずだった家の片づけを始めよう。
stayhomeに慣れてきたのか。
仔細をあきらめたのか。
それなりの生活リズムで
規則正しく暮らしている。
ストレスは蓄積しているだろうが。
気にしても仕方がない。
「病は気から」はある意味真実。
と言いつつ、本日は。
(どこぞの健康雑誌のようだが)
免疫力に関わるといわれるビタミンⅮ。
睡眠不調に効果がありそうなトリプトファン。
それらを多く含む、鮭、卵、大豆製品である高野豆腐を使い、
ストレス対策に役立つ、ふんわりそぼろを。
材料
高野豆腐3枚 卵1個
鮭の水煮缶小1缶*90g
葱1本 しょうがの薄切り4枚
好みの青菜30g
A(だし汁250ml 味噌大さじ3~4 みりん大さじ3
甘めが好きならさらに砂糖大さじ1/2)
①高野豆腐はたっぷりの水に1~2分浸して芯まで水を含ませる。
②耐熱皿に広げ、ラップなしで電子レンジ(600W)に2分30秒かける。
③ふわふわに膨らんだら流水をかけて冷まし、絞る。
中心部は熱いのでくれぐれも火傷に注意して。
④高野豆腐は細かくちぎって皿に軽く絞って鍋に入れる。
⑤ネギ、ショウガはみじん切りにして加え、鮭は缶汁ごと加え、Aを注いで火にかける。
⑥鮭をほぐすように混ぜながら4分ほど煮、汁気がほぼ煮詰まったら卵を回しいれる。
さらに1分ほど混ぜながら煮、
刻んだ青菜を加え、
ひと混ぜすれば出来上がり。
冷蔵保存4~5日。
青菜は薬膳的体調に合わせ、
イライラしがちならクレソンやセリ。
鬱々しがちなら三つ葉や豆苗で。
しっかり食べて、よく眠る。
これが何より。
まとめ作りといえばかたまり肉。
本日は我が家の定番でもある
大豆と豚かたまり肉の煮物。
時間はかかるけれど、
手間は一切必要ない、
おうちにこもっている今だから、
作っておきたい一品。
豚肉だけをゆで豚として、
はたまた、
大豆だけを煮豆として
別々に食べるのもいい。
もちろん、一緒に食べるのは、そりゃおいしい。
肉と大豆の相乗効果でお互いの旨味がぐんと深まるのだから。
さて材料
豚固まり肉500~600g 乾燥大豆1袋*300g
好みのキノコ(なくても)150g
玉ねぎ大1個*200g ニンニク1かけ
好みでハーブ(ローリエ1枚 ローズマリー1枝 粒胡椒5粒など)
A(塩・薄口醤油各小さじ1)
①大豆はざっと洗って1200ml*カップ6の水にひたして戻す。
ふっくら戻るまで、今の気温なら4時間以上。
調理のための時間がうまく作れないときは、冷蔵庫保存すれば2日ほど大丈夫。
②玉ねぎ、にんにくはみじん切りにし、シメジはザクザク刻み、加える。
③肉をとぽんと真ん中に沈め、ハーブを加える。
④で、あとは煮るだけ。煮立ったら弱火にし、蓋を5㎜ほどずらしてかけ、50分。
⑤大豆を一粒食べてみて、程よい硬さになったなあ、と思ったらAで調味。
さらに10分煮れば、出来上がり。
時間に余裕があれば、火を止めたら蓋をして1時間休ませるとさらにいい。
薄味ですが、冷蔵庫で4~5日保存可能。
そのままでは場所を取るので、
肉は引き上げてアルミ箔に包み、
豆と煮汁は保存容器に、
と、分けて保存がお勧め。
初日は肉を少しだけスライスし、
大豆と盛り合わせた一皿を。
翌日以降。
煮汁と豆を取り分け、
トマト缶、塩・胡椒・チリパウダーで
チリビーンズ風に。
牛乳とカレー粉でチャウダー風にするのも美味。
ちょっぴり残った豆や崩れた肉の端は、卵に加えてオムレツにしたり、
ポテトサラダやゴボウサラダの具に。
シンプルな薄味なのでお好みのままに楽しんでください。
時間があるのだから
あれも、これも、出来るはず。
はず、なのに。
ぼやんっと過ぎる時間の
なんと長いこと。
「作り置き」をあえて作る事は
あまりないのだけど。
「面倒をまとめてしておく」
のは習慣になっている。
そのうちのひとつ。
揚げて作るミートボールは
油をたっぷり使うし、手は汚れるし。
食べたくなったら2~3食分作るのが常。
◆材料
合いびき肉650g 木綿豆腐1丁*300g
ニンジン小1本7*100g
玉ねぎ2/3個*100g
卵1個 パン粉大さじ4
A(マヨネーズ大さじ1 薄口醤油小さじ2 塩小さじ1 胡椒少々)
作り置きならでは、なのは
冷めても硬くならないように
豆腐とすりおろしニンジンを使う事、かな?
さて、作り方。
①豆腐は電子レンジに3分かけて皿をのせて冷めるまでおき、水切り。
②玉ねぎはみじん切りにしてレンジに1分かけ、人参はすりおろす。
③材料全部を合わせ、Aで調味し、白っぽくなるまで練り混ぜる。
④油にくぐらせたカレースプーンでたっぷりすくい、
掌のくぼみにに添わせるようにして大きなボール状に丸め、
160℃の油にどんどん入れる。
⑤表面が固まるまで2分ほどは触らず、その後は転がしながら3~4分。
油をきり、冷蔵庫保存すれば5日はおいしいまま。
トマトソース煮や甘酢あんもおいしいし、パスタも美味。
何もしたくない日は野菜と一緒にグラタン皿にのせ、
チーズをたっぷりかけてオーブントースターで15分。
シチューの具にするのももちろん美味。
揚げた当日は
そのままストレートに味わう。
カラフルな野菜と盛り合わせ、
混ぜるだけのソースを添えれば
気持ちが上がる仕上がり。
♡白ソース
粒マスタード大さじ1
薄口醤油小さじ1
マヨネーズ大さじ3
♡赤ソース
ケチャップ大さじ3
ウスターソース大さじ1
練りからし少々
作る元気がある日にお試しを!
家族が揃っているのは
幸せなことだけど。
・・・・だけど・・・(笑)
まあ、色々あるし。
日々の賄いだって
三食×〇人前となると
それはそれで一苦労。
ということで。
少しでも役立ちそうな
料理の話を続けてみようかと、
根っこの話から思った次第。
本日は、誰にでも得意料理の
ひとつやふたつはあるだろう
豚固まり肉で。
【塩ワイン煮豚】
豚固まり肉(ロースまたはもも)600g前後。
玉ねぎ1個とにニンニク1かけをザクザク切り、豚肉と鍋に入れる。
あればローズマリーやタイム、ローリエなどのハーブをちょい。
塩小さじ1、白ワイン150ml、水600ml(ひたひたがめやす)を注ぎ、
火にかける。煮立ったら弱火にし、紙で落し蓋をし、
蓋を5㎜ほどずらしてかけ、1時間コトコト。
すぐに食べてもよいのだけど。
ここはしばし我慢するのが得策。
冷めるまで煮汁にひたしたままにすれば、
柔らかいのに、パサつかず、この上なくジューシーに仕上がるから。
肩ロースやロースを使ったのなら、
冷やすと上に溶け出た脂が固まるので、
取り除けば口当たりもさっぱり。
肉は取り出してアルミ箔に包み、
冷蔵保存1週間。
辛子や醤油をつけてもおいしい。
そしておいしいのは何よりゆで汁。
好みの野菜をたっぷり加えて
野菜を食べるスープに仕立ててどうぞ。
暖かさを増す毎日だけれど。
体を冷やさないことが何より大切な時期。
お気に入りの鍋や土鍋で作り、ほかほかの湯気とともに食卓へどうぞ。
スーパーの混雑は相変わらず。
家族連れの姿も相変わらず。
まあ、仕方がない。
幸いなことに、徒歩圏内に
買い物場所はいくつもあり。
混雑がひどければ別の場所へ。
物流は安定しているようでいて、
いつも通りではもちろんなく。
仕事の買い出しも
一筋縄ではいかないが。
仕事があるのは幸せでもあり。
頭を使えってことよね。
でも。家の買いだし回数は
できるだけ減らしたい。
そのためには買ったものを無駄なく食べきりたい。
ま、いつも通りといえばいつも通り。
小松菜は水耕栽培も多いが、土栽培の
しっかり根のついた大束を選ぶのがいい。
根元の土汚れを落とす手間はかかるが、持ちがいい。
根を切り落として水に放ち、シャキッと生き返らせてから
ペーパータオルなどで包み、ポリ袋に入れれば1週間は元気。
切り落とした根はひげ根をこそげ、細い部分を切り落とし、
縦半分に切って土を流す。
味醂、醤油、水できんぴら風に煎り付け、
仕上げにごま油をツイっと落とし、七味を振る。
何にせよ。小さな積み重ねで行くしかないものねえ。
はなの散歩と買い物以外、
外へ出なくなって久しい。
といっても、まだひと月弱。
これからだから、ねえ。
最低限の撮影は続いており。
その買いだしが一番長い外出。
時間を見計らわないと、
家族連れも多く、店はかなりの混雑。
激しく混んでいるときは
一度帰ってくるけれど。
それにしても。
ここに子供を連れてくることは
不安じゃないのかなぁ、と、
不思議にも思う。
私が過敏なのだろうか。
帰り際に寄った花屋も混み混み。
待つ人たちが、秩序正しく外にいて、
そんなささやかなことで寧心する。
やはり。
心を緩める努力を始めなくては
この先しんどくなりそうだ。
結局花は買わず、
庭で満開のこでまりを切った。
面倒も見ていないのに、
毎年美しい花をありがとう。
連れ合い用のマスクも3枚でき。
どのぐらい入っているのか
わからないけれど、
アルコール入りの
除菌スプレーも、
時々見かけるようになった。
わずかずつでも
前へ向かっている、
と、思いたい。
毎日いろんなことで。
イライラもするけれど。
くだらないくても、何でも
笑うことって心に大切。
加えて、NK細胞は
笑うことで三割増しになるのだとか。
ウイルスと戦うかどうかは??だけど。
パントマイマーをしている友人の
クスっとね。
非常事態宣言が出てどうなるのか。
大げさな割に大きな変化はないような?
仕事でも、撮影スケジュールは
そのまま進行がほとんど。
別業種の知人たちの仕事も
多くは変わらないらしい。
電車の混雑ぐらいは
変わっていてほしいなあ。
こんな時、情報は必要だけど、
うんざり滅入ることも多く。
今の私にはSNSやネットから
少しばかり距離を置くことが
必要なことのように感じる。
仕事をしていれば、
否応なしに外の情報は入るし。
普段全く見ないテレビの電源を
1日1回入れれば、それで十分。
さて。
マスクの諸々をアップしました。
考えてみれば、
「家であるものでどうにかしたい」
のが最初の一歩だったので、
多くの方の参考にはならない情報ですが。
暇つぶしにでもぜひ。
並んでまでマスクを買おうとは
思わないのだけど。
使い捨てマスクを
たっぷり常備しているわけもなく。
”なし”ではどうにもならないので。
作らなくちゃなあと、
ずっと思っていた。
ネットで見かけた作り方は、
裁縫が大の苦手な私には
ハードルが高く。
なにより、材料が手元にない。
ハンカチで何とかならないかな?
と、適当に折りながら作ったマスクが
思いのほか心地よく。
仕事で人と対面するとき以外は
これでしのいでいます。
裁縫不得手な私の作り方を紹介するのは
おこがましいし、
参考にならないかもしれませんが。
台所ごよみに作り方をアップしました。
明日、明後日でさらにページを追加する予定です。
仕事の買い物以外は、
空いている時間を見計らって
出るようにしているのだが。
同じように思う人も多いのか、
いつ行ってもそれなりの人混み。
外食が減り、在宅する人が増えれば、
スーパーで買う量も増えるのが道理。
品薄感があるのは仕方がない。
でまあ、在庫が多そうなもの、
いってしまえば、
皆が敬遠している素材を選ぶのが、
ひっそりとした私の楽しみ。
肉売り場ではスペアリブが山積み。
スーパーで余る程並ぶ店も珍しいが、
こんな時にたっぷり並べてくれる
気概もうれしいから、
作り置き用に1㎏購入し、
スペアリブ煮。
じっくり焼き付けて、脂をふき、
取り置いてあった煮豚の煮汁と水、
保存性のための梅干しを加えて煮る。
蓋をして弱火で45分も煮れば
箸でほぐれる、ホロホロ仕上げ。
このままでも美味なのだけど、
蓋を取ってさらに煮詰め、冷蔵保存。
冷えて固まった脂肪を取り除けは、
さっぱりと味もなじみ、我が家好み。
家にいるしかないのなら、
普段なら使えなかった時間を
ゆとりの時間だと思えば、
きっと、明日も楽しい。