梅雨らしい、しとしと雨の暗い朝。
夜明けの鳥の囀りも控えめで、
やけにぐっすりと眠れたような。
寝床の中で今日が6月30日だと気づいた。
今年も半分が過ぎ去ったわけだ。
この半年何をしただろう、
なんてことを考え始めたら、
何も思いつかないまま、外が明るくなり。
結局、たいしたことは何も思い浮かばず。
まあ、そんなものかな。
無事に過ごせたことでよしとしようか、と。
夏の間欠かすことのない甘酢生姜。
甘さ具合は、年々さっぱりになり、
赤紫蘇がお目見えしてからは
紫蘇酢で漬けるのが近年の定番。
ほんのりシソが香り、
じめじめした気分を発散させてくれる。
明日は七月か・・・・・。
犬のしつけの本によると。
留守番におやつをあげて出るのは
よろしくないのだとか。
帰った時にご褒美にあげるべきだそうで。
でもねえ。
毎回、帰るといろんなものが散らばり。
かじられてて。
ご褒美をあげる状況ではないもので。
我が家では「できるだけいい子でいてね」
と、心からの願いをこめ(笑)、
出かけるときにおやつをあげるのが習慣。
こちらに時間があるときは、
箱詰めし、テープやひもでぐるぐる巻き、
おもちゃのようにして置く。
まあ、こんなことをしても、
いろんなものが散らばり、
かじられているのだけどね。
仕事場の一角に、
保存漬け“中”の物を置いている。
要するに、まだ、食べられないもの。
それが、日々増えてゆき、
どんどん、どんどん、
仕事場を侵食中。
先日届いた南高梅のあれこれが
この写真にさらに5本加わり。
仕事場のスペースに
影響を及ぼしそうな気配が漂い。
どこかほかの場所に・・・と思ったのだけど、
見渡せば、狭い家のあちこちに保存瓶。
冷蔵庫の中にも驚くほどの数の瓶。
いくらなんでも、
さすがにこれはどうなんだろう。
そろそろこの辺りから
生き方を変えたほうがいいんじゃないか。
と、本気で思う、梅雨空の下。
毎日いろいろなことがあって。
悲しいこととか、
嬉しいこととか。
疲れ切っている日もあれば、
元気にあふれている日もあり。
梅雨の真ん中で。
空も明るいとは言えないけれど。
こんな笑顔があれば、
全てはなんてことないものになる。
あれ???う~ん・・・・・
これって、わんこの笑顔なんだよね?
もしかして、暑いだけだったりして(笑)
蒸し暑さが続くと、
台所仕事もしんどさが増す。
それでなくても疲れている日は、
流しの前で「あ~あ・・・・・」
と、ひとりため息。
おとな二人暮らしだから、
無理に作る必要もないのだけど。
こういう時こそ、
ちゃんと食べのだ,と納得しないと、
翌日もダメダメ気分を引きずってしまう。
雨が降りそうで降らずにいてくれる夕暮れ。
いつものマーケットにチャリチャリ出向き、
ちょびっと元気が復活。
さらに嬉しいことにワカサギの雑魚発見。
これなら洗って粉まぶして揚げるだけ。
面倒だと思う人もいるだろうけど、
私には超らくちんな一皿。
こんな小魚を並べておいてくれる
マーケットにも感謝!
ああ、おいしい!
梅雨といえば梅。
はなの散歩道すがらの家々の庭には
梅が幾本も植えられている。
寒さの季節には花を楽しませてくれ、
今は実りを仰ぎ見ながら、
その香りを堪能させてもらっている。
悲しいかな。数本は収穫されることなく、
たくさんの実が道に転がり、
私が採りたいと、せつにに想うのだけど・・
アスファルトの上ほど、
実りが似合わぬ景色はないものだなあと思う。
梅が太る時期に雨がなく、
今年の紀州の梅は大不作なのだそう。
加工用の確保ができないといわれる中、
よくぞここまで大きく育てたものと、
ほれぼれする梅が届いた。
その箱がそこにあるだけで、
甘酸っぱさが一面に広がる。
余りに見事な梅だったので、
あれもこれもと小分けに漬けた。
出来上がりが楽しみで仕方ない。
相方が何時に帰ってくるか。
夕食を共にするつもりがあるのか。
あれこれ聞いたところで、
実際、今日の夜どうなっているのかは、
本人にもわからないだろうこと。
こちらもバタバタしていると、
夕食のことなどすっかり忘れ。
まあ、何かあるはずだし、と思っているし。
でも、何もない日も当然あるわけで。
そんな日は、冷蔵庫やストック庫から
あれこれ見つけ出して、どんどん並べて、
何だか今夜はいっぱいあるねえ、
なんて夕食になる。
写真はそんな献立とは全く関係なく。
庭のプチトマトがかわいかったので記念撮影。
雑草の陰で、全く大きくならないのに、
たくさんの実が鈴なり。
ありがたいなあ、と感謝の1枚。
多分、だけど。
日々の賄を担っている人にとって
カレーは、少しばかり楽ができるメニューでしょ?
あ、少なくとも、私にとっては
作るのはお気楽で、
食べるのが嬉しいメニュー。
パクチーベースのハーブカレーペーストを
一年中作り置いているので、
何時だって、すぐに作れる。
野菜やらなんやらの具を炒め、
ココナツミルクとトマト缶を入れ、
ペーストを加えて15分ほど煮れば完成。
薬味は、冷蔵庫にいる
新生姜、ラッキョウ、オリーブ。
これだけで、ビールも美味しい。
ナンもうまい! 米もうまし‼
何時だってすぐに作れるのに、
そうしょっちゅうは作らないのも、
おいしさのスパイス(笑)
さえぎる雲のない日照り、真夏の暑さ。
それでも夕暮れになれば、風がそよぎ。
夏はこれからだよと教えてくれる。
明後日は夏至で。
夏至の頃は何時だって雨続きで。
昼が長いっていわれてもねえ。
なんて、悪態がこぼれるようなのが普通なのに。
たしかに、昼が長いなあ、と。
撮影の日は、大きなポットに
たっぷりお茶を作っておく。
温かいのがいいか、冷たいのがいいか。
迷う日々。
私の年頃なら迷うことなく「温」だけど(笑)
今日は「温」じゃ、ちょいと暑かった。
撮影は肉体労働だし、スタッフは若いし。
さて、明日はどうしたものやら。
はなのテントはこじゃれたデザインで
入口の布を、皮紐と
木のボタンで留めるスタイル。
片側のボタンは入る前にすでに破壊。
ようやく使い始めたばかりなのに、
もう一方のボタンも粉々(´;ω;`)ウッ…
ま、いつかはやると思っていたけど。
せっかくかわいいボタンだったのにな。
北京中医薬大で授業を受け。
その後、体のメンテナンス、
デパ地下のぐるっと視察。
と、休日を満喫した土曜日。
毎度のことだけど、
買いたいものは何もなく、
ただ、休日の人込みを味わうだけ。
自宅近辺で仕事が完結するので、
たまの人込みは気分転換。
30分ほどのプチ観光気分(笑)
授業中に連れ合いから写真が届いた。
「使ってるよ~」と。
おお~~!こうでなくちゃ。
臆病だから最初の一歩がなかなかだけど。
寝心地の良い場所を無視するわけないものね。
よかった、よかった。
梅農家の方から、
今年は不作だとの報道のリンクが届いた。
ふっくら育つ時期に、
雨がなかったのが原因のようで・・・・。
雨は生きるものすべてに必要なのだ。
わかっているのに、
目先のことしか見ようとしないな。
と、新調した長靴を前に想う。
梅雨はこれからだけど・・ね。
先月、はなに新調したのはテントベッド。
なかなか使ってくれないので、
中のクッションを少し引っ張りだし、
半分だけテントの中にしたら、
ようやく、中に入るようになった。
本当は中でくるりんとなって、
顔だけ出してほしいのだけどなあ・・・・。
ま、そんな風に使えるようになったら、
もちろん、お知らせします(笑)
皆様、よい週末を!!!!
程よい御湿りで過ごしやすい梅雨。
とはいえ。
今年の夏は酷暑らしいし、
育つ作物を思えば、
もうちょっと降ってくれた方が
安心か・・・も?
とまあ、何ともわがままな、我が気持ち。
キノコ類は保存中の湿気に弱い。
梅雨時はいつも以上に鮮度が落ちやすく、
おちおちしてると、ぬるりんとしてくる。
雨降りなのにどうかなあ・・と思いつつ。
半端に残り、鮮度を失いつつあった
シメジを窓辺に干した。
夜は冷蔵庫に移せば、2日程でカリカリ。
これはこれで嬉しいのだけど。
梅雨にしては湿気が少ないということ?
う~ん・・・・・・。
やっぱり、もうちょっとだけ雨がほしいかも・・。
寒がりのはなだけど、
暑いのももちろん苦手で。
人間にとってはうすら寒い、
昨日今日のひんやり加減が心地よいらしく。
元気、食欲共に120%。
今朝も散歩だ~~!と、
出かけたと思ったら
玄関を出た途端、雨がシャア~~ッ。
濡れるのが大嫌いなもので、
即、家に戻り、部屋中を大暴走。
雨に濡れるのに慣れない限り、
これからひと月、
こんなことの繰り返しだろうなあ。
さてさて。
元気の余りをどうしようかねえ。
夜通し降り続いた雨も一段落。
かすかな雨音を聞きながらの目覚めは、
うっすら、ほの暗さのなかだったけど。
鳥たちも賑やかに会話をはじめ、
お日様も控えめに登場。
梅雨においしいのが蓴菜。
一年中見かける野菜だけど、
恋しくなるのは、新物が出回る今頃。
ぷるるん、しゃきっ、つるん。
その食感は、雨空と共にあるような。
しつこい雨をはじくような。
まずは薄めの炊地にたっぷり泳がせて堪能。
これは目を閉じて「ふうむ・・」と味わう(笑)
さて。
今夜は人肌に冷ました茶碗蒸しに滑らせようか。
窓を開け、心地よい風と涼しさに
すやすや熟睡していたところ、
雨音に窓を閉めて回る連れ合いの音で
眼を覚ました昨夜。
「ああそうだ、梅雨入りしたんだった」
と、庭の草草を思い浮かべた。
繁ったハーブや実を摘み、
ティー用に乾燥させていたのだけど、
梅雨に入った途端、青虫たちの天国になる。
雨空には干せないので、
開けるまで、しばし虫たちにおすそ分け。
モンシロチョウやアゲハが
ひらひら舞い降りる姿は美しく、
無下に排除したくはないけれど、
穴だらけになる葉を見るのは切ない。
と思いつつ、私はだた見ているだけ。
昨日から、トンボが登場。
蝶を狙い、ピュンっと庭を巡回する。
小さな循環が出来上がっている小さな自然。
何もしなくてもどうにかなるから不思議。
誰しも「元気が出る料理」が、
あるのではないだろうか。
私の場合は、骨付きの肉。
鶏でも、豚でも、牛、羊でも。
まあ、魚でも構わないのだけど。
ほどほどに脂を落としつつ、
てりってりに濃厚な味をつけ。
両手と口周りを
べったべたにしながら、かぶりつく。
眼を閉じ「ふ~~む・・・・・」
なんて味わい方はしない。
食べる行為そのものが力となり、
原始的な喜びを感じる。そんな料理。
頭の中をぐるぐる巡っていた諸々を
全て浄化するような。
そんなことはどうでもいい。
と、打ち捨てるような。
簡単に言えば・・・・
はなが食卓の周りから離れなくなる一皿( ´艸`)
暑い一日だった。
・・・・のだろうか。
部屋の中と外を行ったり来たり。
落ち着きなく、
彼方此方へ動いていた一日。
日が長くなったなあと、
しみじみ思う、帰宅時間。
それなりに充実した1週間だった。
・・・・かな?
写真はゴールデンウイークに
はなと散歩したロンロンちゃん。
里親さんとの赤い糸が
こんがらがっているようで。
今も預かりさん宅に滞在中。
穏やかで、にこにこわんこで
最高に飼いやすい女の子。
まあ、何にも
タイミングというものがあるからね。
また会えたら、はなと遊んでね。
パソコンの不調で、昨日のうちに
仕上げることができなかった、
料理クラスのテキストも、
朝時間で、どうにかこうにか間に合い。
ほっとしていたところ、
メーカーサポートの方から、
「その後、どうなりましたでしょうか?」
と、朝一番に経過確認の電話。
こういうのって、
日本ならではの細やかさなのだろうなあ。
なんてことを思いながら、クラスの仕込み。
クラスも、仕事も、打ち合わせも、
本日の予定をすべて無事に終え、
まあ、いい一日だったのだろうなあ。
としみじみしている夕暮れ。
朝起きて朝食を食べて、
撮影開始までの数時間は、
パソコンのあれこれをする時間。
メールの返信をしたり、
HPやブログを書いたり、
まあ、日によってあれこれ。
ブログのタイトルを打ち込んだら
なぜかキーボードが不能に。
まあ、よくあることだよと、再起動。
したら、まったくもって無反応。
電源を落とすことすらできない。
仕方ないので、バッテリーパックを外そう。
と思ったのだけど、
どうやら一体型というやつらしく、できず。
メーカー営業開始までの2時間。
今日、明日のスケジュールを考え、
心の中で、あたふた、ばくばく。
ようやく電話がつながった
サポートの方いわく、放電するしかない、と。
その時間6時間半。まあね。
もう、パソコンに対して怒ることはやめてるから(笑)
すっからかんの電池になってから電源を入れなおし、
言われたとおり、F2ボタンを押し続け、
どうにかこうにか立ち上がったところ。
全く信頼していないのに使うしかない、矛盾。
まったくもう!
数日、過ごしやすさが続き、
やけにぐっすり眠る毎日。
連れ合いが出かけ、
はなと二人だった日曜日。
一緒に遊んでいたつもりが、
いつの間にか、一緒に昼寝していた(笑)
せっかくの休日だったのに・・・・・。
普段、昼寝の習慣がないので、
これじゃ、夜眠れないだろうなあ。
なんて思ったのに。
夜は夜でぐっすり、すやすや。
いったい、どれだけ眠れば気が済むのか・・。
お日様が好きで、常に日向にいるはな。
強い日差しを遮るために広げたカーテンなのに。
毎度、向こう側で、温まっている。
どれだけお日様が好きなのよ。
辣韭(ラッキョウ)漬けもほぼ終了。
といっても、作るのは
ピクルス、甘酢漬け、酢醤油漬け。
そしてこれから作る塩漬けの4種だけど。
塩漬けはじっくり発酵させるので、
美味しくなるまでにほぼ1年かかる。
去年漬けたものが
ようやく食べごろになったので、
小さな容器に移し替えて冷蔵庫へ移動。
コクのある甘さで塩気は穏やか。
季節の変化に負けそうなこのころ、
私に元気を投げ返してくれる、貴重な小粒。
習慣的になんとなく食卓に並べていた
ヨーグルトを食べなくなって久しい。
特別理由はないのだけれど。
余りにも多くの人がよいというものに
わずかに抵抗しているだけ(笑)
少し寂しいのが、
ジャムを食べる機会が減ったこと。かな?
とはいえ、作る楽しさは放せず。
特に季節限定の果物や野菜は、
ついついたくさん仕込んでしまう。
蓋をきゅっと締める感触が好きで。
ずらりと並んだ輝く蓋を見るのも好き。
多くの瓶は友人知人の元へ行き、
我が家では季節のおやつになり。
整列する瓶を愛でられるのも数日のことだけど・・・・。