晩白柚は分厚い綿に包まれており、
2か月過ぎても瑞々しく
おいしくいただけたが。
皮はその役目の間に多くの水分を失い。
幾分、元気のない状態。
それでも600g以上あるそれを
ぽいっと捨てる気にはならず。
半量をママレード。
半量はピールに仕立てた。
ママレードはほかの柑橘と同様に
茹でて晒して絞って、の下ごしらえ。
酸味と風味を補うため、
白ワインとメープルシロップでコトコト。
さらに、いったん具を引き上げ、
煮汁だけを煮詰めて戻す。
というひと手間が、
白砂糖を使わない低糖仕様。
もっと早く、皮の風味が残るうちに
調理すれば不溶だったはずの
プラスアルファは、
酸味のクエン酸と、
少ない甘味を絡めるための
ペクチン。
普段はあまり使わない両者。
どうにかこうにか我が家の味。
日々の賄おやつに登場中です。
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