晴れ空の続かない3月。
ゆったりのびのび
過ごすべき季節、のはずが。
日本全国、いや、世界中が。
ウイルスという名の
ストレスを背負う今。
振り回されないよう、
心の穏やかさを保つよう、
とまあ、わかってはいるけれど。
平常はどこにどうあったのか。
ちらちらと揺らぎがち。
甘味が増しておいしい柑橘は
その香りが安定を生む力になる。
正月にいただき、
ずっと飾っていた晩白柚に
ようやく包丁を入れた。
厚い皮に守られた実は
一房が手のひらサイズ。
香り高く、みずみずしく。
サクサクと心地よい歯切れ。
全てが、煩雑をなだめれくれる。
香りの源でもある皮は
その芳香を堪能しつつ調理。
この様子はまた次回にでも。
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