15年ほど前までは、
五段重に詰めるほど作っていたおせち。
三~四日かけても、
とにかく作るのが楽しくて仕方なかった。
最近はどう頑張っても二日。
それも、趣味のお稽古や買い物に
出かけたりしながらなので、
まあ、のんびりしたもの。
「普段かけない手間をかけ、
昔ながらの何の変哲もないおせちを
静かに作りながら、ひとりに浸る」
のが、私にとってのおせち作り。
作る時間を楽しく堪能できないなら、
おせちそのものは、
なくてもいいし、買ってもいい。
そう思っている。
ま、そんなことを言っても。
黒豆とキンカンは
毎年十二月の早い時期に煮、
瓶詰にして準備してしまうのだから、
やはり、必要なの、かも(笑)
三日に友人と集まるようになって数年。
この日で食べきるような量の加減、
この日までおいしい味の加減も
身についてしまったし。
もうしばらく作り続けるかなあ。
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