ここ数年、梅は和歌山の生産者の方から
直接送っていただくのだが、
怪我を負い、今年の収穫はないとのこと。
早く良くりますよう、お祈りしております。
梅漬けは実成に合わせ、ひと月程の間
小梅、青梅、完熟梅の順に仕込む。
まずは、カチッと硬い青梅で、
カリカリ砂糖漬けと青梅ジャム。
いつものマーケットで物色中、
大粒で色濃い理想的な青梅が目に入り、
手に取ってみたら、やけに傷だらけ。
これはないなあと思ったけど
梅の中で一番高値なのがひっかかり、
よくよく見れば。
今年の雹で傷ついたものだとか。
はっきり言って、売りにくい物だろうに
よくぞ仕入れてくれたなあ、と、
このマーケットへの愛が深まった次第(笑)
梅漬けの本をいつくか出しているけれど。
枕詞のように「傷のない物を選ぶ」
なんてことを書いている。
実際ははじいた方が良い傷と
そうでもないものがもちろんあり。
さらに作るものにもよるわけで。
この梅も、姿を美しく仕上げたい、
甘露煮などには向かないが。
ジャムやシロップ、梅酒なら何の問題もない。
でまあ、早速のジャム作り。
100%自家消費用なので、
色はくすんでしまうのだけど。
昨年仕込んだ黒糖梅シロップで
かなり控えめ甘さな仕上げ。
今は、甘いドリンクも口にしないので。
梅シロップは毎年仕込むものの
こんな加工や菓子作りに使うのが常。
この青梅、来週も手に入るようなら、
クラスでも作りたいものだけど
季節の実りは出会いの物だから。
どうなるかしらね。
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