毎年、必ずやってくる蜻蛉。
シオカラトンボ。
毎年、同じ個体なわけはないだろうけど、
シオカラトンボのオスが一匹、
2週間ほど、住み着く。
たまにカップルになった姿を目撃するけれど、
何故、こんなに閉ざされた狭い庭にくるんだか。
私が庭にいても気にする風でもないのに、
アゲハやタテハがひらひら舞っていると、
ビュンっと、あおって追いやり。
自分の陣地だと思っている様子。
そんな蜻蛉が来るころ、
知っているかのように蜘蛛が大きな巣を張る。
朝露に光る蜘蛛の巣はそれは美しいのだけど。
水やりに出るたび、もやもや引っかかるので、
申し訳ないなあと思いつつ、
糸をきらせてもらう。
それでも、翌日にはまた繕われていて。
じゃあ、私がよけるしかないか、と。
まあ、これも毎年のこと。
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