ブルーベリーが満開。
小枝の隅々に小さな白花が揺れる。
なのに。
蜂たちの姿が見えない。
いつもなら、
ブンブン羽音がうるさいほどなのに。
なのに。
ヒヨドリが花を啄ばみに来る。
朝も昼も夕も。
手が触れるほど近くに寄らないと
逃げようともせず、
嘴には常に白い花が挟まっている。
実を一番に食べに来るのもヒヨドリで。
「今食べたらだめでしょ」
なんて言葉も通じるわけはなく。
ただただ、追い払う毎日。
全ての花が結実するわけでもなく。
要の蜂も姿が見えないとなると。
今年の実りは期待薄。
ま、先のことは考えず、
小花見を楽しむとしましょうかね。
爬虫類が苦手な人は多いだろう。
と、思うので、本日の写真は下に。
ささやかなスペースでも
土があれば色んな生物がやってくる。
長いこと、ちょこまか動く
カナヘビファミリーが住んでいたのだけど。
いつの間にやらトカゲに代わっていた。
水やりに出ようと一歩踏み出したら
目の前で、取っ組み合い??
喉元に噛みつきあっている2匹。
私がいても離れようともしない。
うひゃあ!と言いつつ、写真を撮り(笑)
「これこれ」と、引き離す。
ネットで調べたら、
儀式のようなものらしく。
流血しているように見えたのは、
繁殖色・・・かもしれない。
要するに大きなお世話、だったわけ。
怖いぐらいの迫力だったのだけどね。
甘露が大好き。
家系的に糖尿病体質なのは
明らかなので、
いい加減控えるべきなのだけど。
これが、なかなかに難しい。
でまあ、
教室のデザートやおやつなど
お菓子作りをするときには
糖質量を概算する癖がついている。
食べるのは私だけではないし
現状、制限の必要はないので
甘味料は使わず、
蜂蜜や少量の黒糖で甘さを控え。
おから粉や高野豆腐粉などを使う。
そんな程度の減糖でも。
食後の体感はずいぶんと軽い。
甘味料と少量の蜂蜜などを使い、
糖尿病の方にも食べていただけるよう
糖質量をぐんと減らし。
気軽に作れるレシピばかりをご紹介した
が、4刷りになりました。
インスタで一足先にお知らせしましたが、
手に取ってくださった皆様。
本当にありがとうございました。
燻製熱は続いており。
ベーコン作りもあれやこれや。
朝から食欲満点なのだけど。
バラ肉仕立てのベーコンは
その脂がやや重い。
市販品のように、
薄くスライスできないせい?
も、無くはないけれど。
厚切りで食べたい、のが本音。
ということで肩肉で作る
ショルダーベーコンが朝のお仲間。
もちろん、バラ肉も美味しいから
それはそれ、で。
問題は部屋に広がる燻製臭。
これが思わぬところに滞る。
そして、いつまでも匂う。
さてさて。何か良い知恵はない物かしら。
少し前。
仕事でベーコンを作った。
何年ぶりだろう。
我が家では
ベーコンは母が作るものだった。
父には最高のつまみだったようだが。
子供の私には燻製香がきつく。
何がおいしいのか、
いまひとつわからなかった。
大人になった今、
その香りこそがおいしいのだけど。
撮影で残ったチップをいただき。
日々、燻煙にまみれていたら。
あっという間にチップがなくなり。
結局、ぽちっと購入。
始めると止まらない性。
おかげで、朝食には必ずベーコン。
ちょいとばかり、
コンチネンタルになりつつある朝食。
少し前から、
青果売り場に田芹がならぶ。
ずっと以前は
春の芽吹きを土から抜いた、
まさにそのままの状態で
売られていた・・・・のに。
今は、水耕と変わらない姿。
(写真左が田芹 右は庭の芹)
分け入った土をきれいに洗い、
細かな根を落とすのは
ほどほど根気のいる作業で。
その手間が嫌われた結果
だろうと、想像はつく。
八百屋の店頭で
水桶の中で汚れを流していた
いかにも春な姿が懐かしい。
とはいえ、庭を見渡せば。
買い求める必要もないわけで。
ひとつかみ引っこ抜いては
味噌汁に入れ、
煮びたし、辛し和え、などなど。
香りを楽しんだ三月
陽気をあびた葉は力強く育ち、
そんな楽しみもそろそろ終わる。