家の前の小道の桜は八分咲き。
窓を開けるたび、
ふわんと広がり、染まる桜色に力づけられる三月の終わり。
今週末は雨模様のようで・・・・
桜を愛で、楽しめるのも今週いっぱいだろうか。
庭のメダカも、韮も、テラスにやってくる鳩も
皆が、元気な表情をしているように感じるのは
勝手な思い込みかもしれないけれど。
なんにせよ、明るい季節が始まったようです。
仕事をしながら、わんこを迎える準備に、あたふたする我が家。
待つ楽しさを満喫する今週です。
誰にとっても、楽しい一週間になりますように・・・・・・
追伸*四月の中ごろから1か月程、 flea marketコーナーを再開する予定です。
三月は別れの季節だけれど、
それは、新たな出会いへの一歩でもあって。
春の日差しが背中を押してくれたようで、
再び、保護犬の里親になろうと決断した。
決めたら速攻、が、我が家の流儀で(笑)
保護犬預かりのボランティア宅へ押しかけ、お見合い。
どの子もみんな愛らしくて、個性的で。
ああ、犬はやっぱり可愛いなあ、と、じみじみ。
忘れていたじろの子犬のころの記憶も波のように押し寄せ。
頭の中で犬が駆け巡り、そわそわ、わくわく。
そしてわんこを迎え入れるべく準備をいそいそ・・・・いや、張り切り過ぎで空回り・・・・
じろが逝ってしまって1年と3カ月。
じろと出会ったのは3月だったなあ・・・・・
なんて思ったら、
うわっと思い出が押し寄せてきた。
じろと出会ったのは3月27日。
大人が嫌いで、子どもが嫌いで。
譲渡会で唯一、全ての人を拒絶している子だった。
誰にも心を開かず、触らせもせず、時間いっぱい逃げ惑っていた。ふふ、あのころから足は速かったからね(笑)
私たちも触れることはなく、
ただ、遠くで視線がゆきかっただけだった。
私達がじろを選んだような気がしていたけれど
苦手な人ごみの中から、じろが私たちを選んでいたんだ。
私達と暮らして、じろは幸せだったかなあ・・・・・・・・
静かな雨音が桟に落ちる木曜日。
春への時間が短くなるほど、待つ時間を長く感じ、
春への待ち遠しさが募るこの頃。
新しい本ができました。
「本当に捨てないのね」と、
今まで、どれほどの人に、何度言われたことか(笑)
タイトルの通り、いつもの台所で日々普通にしている
「始末と捨てない」ための一冊です。
ゆっくり時間を頂いて撮影し、文章を綴らせていただきました。
台所のありようは各家庭それぞれ、心地よさも人それぞれ。
役に立つかどうかはわかりませんが、手に取ってページをめくっていただけると嬉しいです。
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久しぶりに中医薬大時代の学友たちとの時間。
隣の席で聞いていても、何のことやらわからないだろう、
中医学用語が飛び交う、賑やかしさで
あっという間に過ぎてゆく。
皆は、驚くほど勉強熱心で、
次へ次へと勉学の幅を広げてゆく。
4月からは再び新しい一歩を踏み出すそう。
一人は新たな3年間の勉学へ。
一人は4年間の大学院へ。
普通に通うのも覚悟がいるのに、
仕事をしながらなんて、すごいなあ・・・・・。
私ももっとしっかり勉強しなくちゃ。
と、心新たに向かう方向を定めた夜。
写真はいつも集いの要をしてくれるSさんの生薬入り手作り石鹸。
使うのがもったいない愛らしさ。
当帰、はと麦と茯苓、栗の皮、百日草、もう一つは、なんとか石・・・・何だったかな・・・・
う~ん・・・・記憶力から何とかしなくちゃ・・・・・・・
***追記***なんとか石は「麦飯石」だそうです・・・・・・記憶力鍛えます!!
久しぶりに、午後はやくに撮影が終了し、
撮影スタッフとあれこれの四方山話。
仕事中は話しをする余裕が全くないので、
貴重で楽しい時間。
で、何となく、久しぶりにじろのことを話した。
本気で話し出すと、いまだに涙が滲みそうなので
至極あっさり。
じろの代わりになる仔とは出逢えようもないけれど、
また、犬との生活をしたいなあ・・・と思うこの頃。
じろと出会ったのも、三月だった。春はそんな季節かな・・・・
捨てられてゆく命はとても多い。そして、救えるものは、とても少ない。
写真は、家の窓から日がな一日桜をみていた頃のじろ。
お父ちゃんが返ってくる気配が何故かわかるようで、
車が帰ってくる5分前には察知して、
部屋中を駆け回り、私に教えてから、高速で階段をかけおりていたなあ・・・・・・